少しご紹介が遅くなってしまいましたが、東京工芸大学建築学科（建築コース）の2019年度の設計製図課題作品、卒業設計作品、修士設計作品をまとめた「KOOGEI ARCH. DESIGN REVIEW2019」がこの4月に発行されました。

本書も創刊６年目を迎えますが、創刊時から変わらず編集は全て学生の有志編集委員諸君によるもので、建築学科（コース）学生のの思いがビッシリと詰まったものとなっています。今年のデザインは渋めですが、タイル状にレイアウトされた写真の大きさの微妙さ加減、わかるでしょうか？完全なるパターンでもなく、かといって「模型写真を並べた」とわかるのでもない大きさを何度も試してちょうど良い大きさでデザインしたものです。また、表紙が渋い分、側面の小口には色鮮やかな色彩が浮き出るデザインとなっています。これも編集委員のこだわり！（八尾）