建築コース

<作品>八尾廣教授による作品「長者丸View Terrace」がアーキテクチャーフォトに掲載


2017年に八尾廣教授と建築家の遠藤克彦さん(遠藤克彦建築研究所)の共同設計により竣工した集合住宅「長者丸View Terrace」がアーキテクチャーフォトに掲載されました。
アーキテクチャーフォト:
https://architecturephoto.net/94532/
Instagram :
https://www.instagram.com/architecturephotonet/?hl=ja
作品の紹介ページ:
http://www.arch.t-kougei.ac.jp/yatsuo/collective-housing-in-chojyamaru_j.html

<以下、設計主旨文>

JR山手線目黒駅より徒歩5分の敷地に計画される集合住宅です。

敷地脇の私道を行った先には土浦亀城邸があり、周囲は良好な住環境にあります。計画は全5戸の集合住宅であり、地域的には在日外国人の賃借も考えられることから、各住戸ともゆったりとした平面計画を取っています。

全体は、ドライエリアを備えた1階に2住戸、1階の配置に伴って床レベルをずらした2階に2住戸、そしてオーナー邸として使用される3階および4階に1住戸の計5住戸にて計画しています。各住戸には建物中心部にある共用階段とEVによりアクセスする計画です。
建物全周はサッシで開かれており、集合住宅にありがちな全戸単一方向プランによる画一性からの脱却と共に、各戸の閉塞感を払拭すべく各々独立 したテラスを持っています。 各賃貸住戸は天井高さを2.5m確保するための断面寸法を計画しています。

低層住居専用地域内にて、4層の構成を得ることが可能で、そしてその天井高さを可能にするため、1階床面を地盤面より1.4m下げ、下階天井面と上階床間の天井懐を400mm以内で計画し、コンクリート打放しの天井面と共に逆梁構法を用いることで、上記を可能にしています。

この共用部分のコア周辺部はRC造にて計画され、各住戸を区切るRC壁の界壁と共に、この建物の耐震要素を担っています。対して各住戸内に計画されたS柱は建物の荷重のみを負担させることで、全周サッシの計画と共に、各住戸とも開放的な視界を手に入れることが可能になっています。

KOOGEI ARCH. DESIGN REVIEW 2019

<研究活動>モンゴル国における定住の住まいに関する研究:社会主義時代のアパートの実態調査

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