デザイン学科

オリンピックの開会式をデザインする

リアルデザインワークは、デザイン業界のトップクリエイターの連続特別講義です。
毎回、デザイン業界で活躍するさまざまなジャンルの一流クリエイターに、質の高いデザインを生み出す秘訣や若い頃の苦労話、学生たちへのメッセージなどを100分間に渡って講義して頂いています。

2022年リアルデザインワークの最初のゲストは、アートディレクターの水谷孝次さん。若い頃は、広告のアートディレクターとして飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍でした。ある仕事をきっかけに商業的なデザインにピリオドを打ち、ソーシャルデザインに大きく舵をきりました。

北京オリンピックの開会式を水谷さんの作品である、世界の子どもたちの笑顔をプリントした傘の華が会場全体に咲きほこりました。日本のアートディレクターが世界から拍手の湧き起こる偉業を成し遂げました。
名古屋万博「愛、地球博」でも世界中の子どもたちの笑顔が至るところに出現しました。東日本大震災に対する活動も津波で傷付いた人々を元気にする笑顔プロジェクトを展開しました。

テレビ番組の「情熱大陸」をビデオで流すとSMAPが水谷さんの笑顔の傘と共演しているシーンに学生たちの目が釘付けとなりました。
学生たちが知らなかったスケールの大きなデザインを生み出し続ける水谷孝次さんの活躍は、デザインの概念をポジティブに広げてくださいました。
水谷さんのメッセージとして、商業的なデザインと時は「愛」より「お金」や「名誉」を優先していたけど、現在は「お金」や「名誉」より「愛」を大切にして活動している。本当に心が豊かになり、人間社会において大切なことが「愛」であることに確信を持っています。これからも人生をかけて社会の問題に寄り添い、解決するための活動を続けていきますと締めくくりました。
水谷さんの情熱と人懐っこい性格が、多くの若者たちをソーシャルアクションに巻き込んでいます。

神殿陽さんが第19回主張する「みせ」学生デザインコンペに入賞

卒業生の「かやのしんや」さんが出版した絵本「ナマケモノのメブくん」

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