化学・材料コースでは、機械、電気電子、情報、建築の各分野につながる「化学」や「材料」を基礎から学びます。今回、このコースの魅力を受験生の皆さんに知ってもらうために、受験生を対象としたイベント「ゲーム感覚で楽しむ化学教室」を開催することになりました。
開催日時は、8/2(火)の13:30~ です。ご予約不要なので、お気軽にご参加いただけます。
8/2(火)の午前中には、工学部の「入試相談・キャンパス説明会」が実施されます。その後の午後に本イベントを実施します。よって、「入試相談・キャンパス説明会」終了後、ふらっと、お気軽にご参加頂くことができます。もちろん、このイベントだけの参加も大歓迎です。
「ゲーム感覚で楽しむ化学教室」の具体的な内容は、『コンピュータで動かす人工生命』です。
自然界には精密な完成図面がなくても、時間とともに構造が成長し、ある特定のパターンを形成することがあります。キリンやトラ、ヘビなどの表面の紋様がそれにあたります。この現象のことを「自己組織化」と呼びます。自然界に存在するさまざまなパターンを「化学反応と拡散過程」という二つの現象をもとにコンピュータシミュレーションを行うことができます。このイベントでは、自然の織りなすさまざまな紋様をゲーム感覚で体感するコンピュータシミュレーションと生命のリズムをビーカーで再現するデモンストレーションを行います。
ケンショウフグの紋様をゲーム感覚で簡単に遊んでみました。
出典:みんなで作る魚図鑑HP(有山 誠 様の作品からの転載)
講師は高分子研究室の 比江島 俊浩 教授です。比江島教授は高分子の概念を広く捉え、ポリエチレンなどの汎用高分子から人工細胞に至るまで幅広い研究を精力的に行っています。詳しくは当日お聴きください。
イベントの詳細はこちらの案内をご覧ください(PDFファイル)。
「化学」「材料」という言葉に親しみを持てないという声をよく聞きます。大学で化学を学んでも、将来どんな仕事に就けるのかイメージがわかないとか。しかし、実際の「化学」は、高校で学ぶ化学と少しイメージが違うかもしれません。実は「化学」という分野はとても大きくて、「何でも有り」「何にでも絡んでくる」、奥深い学問なのです。
是非、今回のイベントで、その奥深い化学の一部を知って頂ければと思います。なので、他のコースに興味を持って「入試相談・キャンパス説明会」にご来場した方も、是非、ご参加ください。「化学」や「材料」の意外な一面を知ることができるかもしれません。
このイベントの他にも、7月と8月のオープンキャンパスがありますので、こちらもご利用ください。模擬授業の内容は毎回異なりますので、何度でもリピートして下さい。
※ 化学・材料コースでは、勉強や研究に役立つ、究極のオリジナル周期表 を制作・配布しています。
↓ご希望の方はこちらより↓
2019年度より生命環境化学科は化学・材料コースに進化しました。