1年生の後期の最重要科目といってもよい「化学実験」が始まりました。
1回目の授業では「授業ガイダンス」に続き、「化学実験の安全教育」と「予習指導」を行いました。化学実験を行う化学者としては、自分の安全、周囲の人々の安全、そして、地球環境も守らなくてはなりません。よって、実験内容を十分に把握し、使用する試薬の性質を知り、安全に扱えるようにする必要があります。もちろん、化学の計算ができることも必要です。そのため、初めのうちは「予習の指導」も行っています。
2回目の授業でもまだ実験は行いません! 2回目は「続・安全教育」と「続・予習指導」です。そして「続・安全教育」のメインイベントが「消火訓練」です。このような消火訓練では「水消火器」を使うことも多いのですが、工芸大では「本物」を使います。実際に火を焚き、消防署の方の直接指導の下、学生の皆さんに粉末消火器で消火してもらいました。なかなかできない体験です。
受講生の皆さん、消火器の使い方は、4月に配布された「CAMPUS GUIDE 2019」の50ページにも載っていますので、復習してください。
大学までご指導に来てくださった消防署の方々、大変な準備・実施・片付けを行ってくださった管財課・現業職員の方々、心より感謝申し上げます。是非、来年度もお願いいたします。
3回目の授業からは、満を持して「実験実習」が始まりました。 皆さん、頑張ってください!