化学・材料コース

M2城所学君が炭素材料夏季セミナーでポスター賞を受賞!

第57回の炭素材料夏季セミナーが福岡県九州大学筑紫キャンパスにおいて、9/12~13の日程で開催されました。本セミナーは炭素材料学会の若手が中心となり毎年開催するもので、57年の歴史があります。炭素材料学会の年会は今年度が46回であるので、学会のメイン行事である年会よりも長い歴史をもつセミナーになります。セミナーの主なメニューは、炭素材料分野および関連分野において活躍されている研究者の方々による講演会、企業の研究トピックスおよび会社紹介、そして、学生によるポスター発表になります。

化学・材料コースの無機材料化学研究室では炭素材料を研究しています。よって、大学院生は毎年、本セミナーに参加し、研究成果をポスター発表しています。そして、この度、博士前期課程2年生(M2)の城所学君がポスター発表を行い、見事、ポスター賞を受賞しました! おめでとうございます!

発表タイトルは、「Na-GIC合成条件の検討およびXRDとラマンスペクトルを用いた構造決定」です。

GIC(黒鉛層間化合物)については、こちらの記事をご覧ください。ナトリウム(Na)はリチウム(Li)やカリウム(K)と同様に周期表第1族に属するアルカリ金属です。アルカリ金属は容易に黒鉛層間化合物を作るのですが、ナトリウムだけが例外なのです。作りにくい! しかし、その理由は、いまいちはっきりしません。もしナトリウムがリチウムと同じように、容易に層間化合物を形成するのであれば、ポスト・リチウムイオン電池として検討されているナトリウムイオン電池の開発状況も変わってくるのだと思います。

そこで、本研究では、そのナトリウム黒鉛層間化合物(Na-GIC)の謎に迫っています。実際にどんな層間化合物ができるのか、どれぐらい作りにくいのか、できた化合物はどんな特性をもつのか、等々を明らかにします。城所君、修了まであと半年ですが、引き続き頑張ってください。期待しています。

 

※ 本研究の続きの成果は、11月末に岡山大学行われる炭素材料学会年会で発表予定です。

※※ 本研究は、科研費 基盤研究(C)「 多層グラフェンを利用した炭素材料へのナトリウムインターカレーションの再検討」の一部として実施しています。

2019年日本液晶学会 液晶討論会にて大学院生5人がポスター発表

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