10月末の秋晴れの土曜日、清川村の古民家「よってけさん」で建築史研究室の3年生歓迎会を実施しました。よってけさんは、2019年に建築構法研究室(森田研)と建築史研究室(海老澤研)が立ち上げにかかわったNPOによる清川村の地域交流拠点+古民家カフェです。築180年とも推定される古民家のまわりには自然が広がり、空気もとても澄んでいます。大学から車で15分ほどですが、厚木市内とは違った田園風景が味わえます。
2019年の設立後、新型コロナウィルスの感染拡大などにより一時休止していた運営が昨年から再開されました。昨年の研究室歓迎会もここで実施しましたが、そのときは本格再開前の状態であり、1年ぶりに訪れてみると、古民家レストラン・カフェとしての内装が充実し、賑わいをみせていました。シェフ特製のフレンチトーストをいただき、ゼミの説明や自己紹介、懇談などで清川村のゆっくりとした午後の時間を過ごしました。参加した4年生も卒業研究のさなかリフレッシュできたとのことです。
よってけさんでは、今夏エアコンなしで営業を続けたと聞きました。地球温暖化が課題となる今日、自然に近接した環境と日本の伝統的な住宅形式が有効であることを改めて感じました。
建築史研究室では引き続き地域の歴史的建築との関わりを進めていきます。
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2019.5.25 今週の清川村「よってけさん」民家プロジェクト(森田研)
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2019.5.15 清川村の民家プロジェクト「よってけさん」始動!(森田研)
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