田村裕希教授の設計した「裏庭の家」が掲載されました。
日本建築学会編・コンパクト建築設計資料集成(丸善出版)に19年ぶりの全面改訂がありました。
わずか10坪の建坪のうち3坪を占める巨大な階段によって3層の塔状空間を奥行のあるひとつの居住空間に統合した「裏庭の家」は、独立住宅<機能の再構成>の例として掲載されています。
裏庭の家@新建築 住宅特集 2015年9月号 特集/断面から住宅を考える
裏庭の家@GA Houses 142
第4版 コンパクト建築設計資料集
出版社:丸善出版
ISBN-10 : 4621307428
ISBN-13 : 978-4621307427
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内容紹介(丸善出版HPより)
時代の変化をとらえて19年ぶりの全面改訂
本書は学生を主たる対象とし、建築製図の補助資料、建築計画の講義の教材として、膨大な建築設計資料から情報の抽出・編成を行った。情報ネットワークを通じて多様な情報が容易に入手できる時代において、建築の押さえるべき基本、すなわち変わらないところ、変えてよいところ、変えねばならないところ等を判断する基礎を示すものである。
今回の改訂においては、共生,多様性,少子高齢化,老朽化,デジタル化,施設マネジメント,災害復興,持続可能性,低炭素化社会などのキーワードをとらえた。急速な変化の中で,社会的かつ建築的な課題を建築計画・設計としてどう受け止めるのか。従来の建物種別を超えて新たな建築像をどう描くのか。「建築デザインの基礎」「アクティビティと空間」「プログラムと建築」の3部構成で、その発想の手がかりを示す。