建築コース

【受賞】建築/田村研究室4年チームが「第18回集合住宅再生・団地再生・地域再生学生賞」で優秀賞受賞

建築学科/建築コース・田村研究室4年生チームが、前期に取り組んだ住宅地の再生プロジェクト「愛甲原住宅/5つの境界プロジェクト」が「第18回集合住宅再生・団地再生・地域再生学生賞」で優秀賞受賞しました。

愛甲原住宅/5つの境界プロジェクト
1・網状農地計画(2020年度・建築/森田芳郎研究室との合同プロジェクト)
2・ヴィンテージハウスハンティングツアープロジェクト(小野寺黎斗)
3・手摺プロジェクト(田村研当時3年生プロジェクト・加藤拓真案を実施・写真)
4・よろず屋ペリメーターリノヴェーション(小野寺黎斗・太田千尋・加藤拓真・佐藤健太・矢崎佑香)
5・ロータリーを広場化する横断歩道パターン研究(小野寺黎斗・太田千尋・加藤拓真・佐藤健太・矢崎佑香)

 

手摺プロジェクト:通所型介護施設のエントランスゲートを兼ねた手摺の実施設計
建物バックファサードの「雑然としたモノの置かれ方」のサーヴェイ。
互いに寄りかかりあうカタチを模型化。
3Dデータ化して構造解析と金額調整。3案が5案に増え、最後は1案に絞る。
原寸大模型(モックアップ)を現地に設置して最終チェック。ベースプレートを設置する個所のコンクリートの厚さを確認。
部材同士が寄りかかりあっているように見せるための溶接ディテール。あらかじめ溶接したピンを貫入させて全周溶接した。
東京、蒲田の工場で仮組み。設置場所である階段も工場内に再現した。(制作:神原工業)
竣工写真の撮影。撮影は市原出研究室OGで写真家の高橋菜生さん。設計チームを中心に撮影モデルも務めた。

受賞チーム代表・小野寺黎斗のコメント
この度は集合住宅再生・団地再生・地域再生学生賞優秀賞を受賞することが出来ました。まず受賞できたことを大変嬉しく感じています。このプロジェクトは神奈川県の厚木市と伊勢原市にまたがる愛甲原住宅地が対象に、境界をテーマに5つの異なった方向から、住宅地における世代間のギャップの問題に取り組みました。とても大きなプロジェクトであり、それらのプロジェクト同士をうまくまとめ上げるのは大変な作業ではありましたが、先生をはじめ、研究室メンバーが親身にサポートしてくれたため、まとめ上げることが出来ました。終わった段階では反省点なども多くありましたが、結果として優秀賞をいただけたこと大変光栄です。これを機に、自信を持ちながら、卒業設計に向けて頑張りたいと思います。

 

第18回集合住宅再生・団地再生・地域再生学生賞・審査結果のお知らせ
厳正なる審査の結果(入選5作品)
最優秀賞
藤原未来(信州大学大学院)
「減築による若里団地の再生-余白空間の緑地化-」

優秀賞
小野寺黎斗/井尻歌衣/太田千尋/加藤拓真/佐藤可武人/佐藤健太/シュレスタ歩/重本海伊/細野蒼/矢崎佑香/山倉璃々衣(東京工芸大学)
「愛甲原住宅/5つの境界プロジェクト」

優秀賞
谷嵜音花(明治大学)
「劇団地」

奨励賞 
齋藤あずさ(椙山女学園大学大学院)
「地域再興計画:住民の地域再生に対する意識の把握と空き家活用の設計提案-長野県木祖村旧薮原宿を対象として-」

奨励賞
今野琢音(東北工業大学)
「境界再編-賃貸集合住宅のコンバージョンによる住宅地の更新-」

選考委員 
松村 秀一(東京大学大学院工学系研究科特任教授)審査委員長
鈴木 雅之(千葉大学国際教養学部 准教授/団地★未来シフト)
田島 則行(千葉工業大学創造工学部建築学科 准教授/テレデザイン)
宮部 浩幸(近畿大学建築学部建築学科 准教授/SPEAC)
森田 芳朗(東京工芸大学工学部建築学科 教授)

山村健准教授のアートディレクションによる第七回カラボギャラリー「ガウディ 色と形」展の風景

【研究室】階段の設計

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