芸術学部 基礎教育

リレー連載「娘が生まれました」

*この記事は牟田淳基礎教育教授が執筆しました。

娘と出かけた国立西洋美術館の「考える人」

こんにちは。基礎教育で自然科学系の授業を担当しています。

例年、こちらの連載には私の研究や授業に関する事を書いていたのですが、今回は子供の話をしたいと思います。私事で恐縮ですが、昨年8月に待望の娘が生まれました。

大学生の皆さんは、子供が生まれるとお金もかかるし仕事と両立するのが大変と思われている方も多いと思います。最近は子供が生まれるのを機会に仕事を辞める人は以前よりは少なくなり、育休などで乗り切る方も増えていますが、それでも育児はとても大変です。そのためか、社会では子供を持つことをためらうケースも沢山見られます。しかしながらその大変さを乗り越える価値があるほど、育児はとても楽しく充実したものです。そこで大学生の皆さんが、将来子どもが生まれた時どうすれば仕事と育児を両立できるか、どんな暮らしが待っているのか、ちょっと紹介しましょう。

まず、頑張りすぎない事が重要です。育児は重労働で、例えば生まれたばかりの頃は3時間おきにミルクの準備、ミルク、あとかたずけ(つまり親は夜ぐっすり眠れません)、一日10回くらいのおむつ替え、入浴などで普通にやっていると自分の仕事はおろか、赤ちゃんの世話だけでへとへとになります。親が疲れると赤ちゃんの世話でミスする可能性もあります。なので頑張りすぎると赤ちゃんにもよくありません。

そんなこともあり生まれてすぐに、沢山ベビーシッターを頼みました。お金がかかると思うかもしれませんが、行政の割引も結構あります。これで結構助かりました。ベビーシッターさんは育児のプロですので、育児でどうしていいかわからない時など、いろいろ育児の情報を得ることもできます。ぜひ活用しましょう。

しばしばベビーシッターを頼む経済的余裕がないという理由で仕事を辞めてしまうケースも聞きます。しかし、ベビーシッター代と大卒の共働き世帯平均年収と比べれば、共働きをしながらベビーシッター代を払った方が生涯家計に入ってくるお金は断然多いです。長期に考えてみるという事も必要かもしれません。

さて、子供が生まれてしばらくすると、保活(保育園入園活動)をはじめました。保育園は大学と同じように、初年次に定員を入園させます。そのため、保育園を1歳や2歳で入園させようとすると大学でいう編入のような感じになり、入園が難しくなります。初年次(0歳)に入園させると比較的入園しやすくなります。そこで我が家も1歳を待たずに入園させました。1月から認可外、4月からは認可保育園に通わせています。

認可保育園に通えるようになり保育園通園も落ち着いてきた結果、仕事があるときは最近は朝7時台に娘を保育園に送り、夕方6時頃に娘を迎えに行くようになりました。その結果、仕事も落ち着いて取り組めるようになりつつあります。それでも子育てをしているといろいろな事が次々と起こるので、ベビーシッターさんを頼みながらなんとか家族で乗り切っています。娘もパパとかママとかしゃべり始め、家の中を動き回るようになりました。週末は国立西洋美術館など色々な所にお出かけしています。今朝保育園で娘を預ける時、娘が笑顔でバイバイしてくれました。可愛いですね。

 

 

リレー連載「『カムカムエヴリバディ』と英語学習」

はじめまして、学修サポートセンターです

大学公式サイトはコチラから
KOUGEI PEOPLE 東京工芸大学 学科・コースブログ集

最近の投稿

アーカイブ

大学公式Webサイトで
工学部・芸術学部の詳細を見る

PAGE TOP