世界のみなさん、今日は。初めまして。
今日は、七夕。15光年離れた織姫と彦星を祝うお祭りの日である。そして、記念すべき初めての記事の書き込みになる。そこで、ブログとはいったい何なのか、それを調べてみよう。。。と思う。
もしかして、場違いで頓珍漢なことをブログに書いてしまったら恥ずかしい。そこで、まずは、そもそも、ブログとは何かを調べることが大切だと思った次第である。どんなことでも、初めて始めるときは、そのものの本当の意味とか歴史を調べることはとても大切なのである。
さて、最近、よく耳にするブログとはいったい何だろう。アミーバでブログしてるとかいう友人の話をよく聞くが、アミーバというからには微生物のようなものなのか?
こういうことを調べるのにはWikipediaが便利である。Wikipediaは「みんなで作る百科事典」というノリで作られているサイトである。高校生はこのサイトを読んでもいいが、編集に参加してはいけないのだそうだ。ちゃんとしたオトナにならないと編集なんかしちゃいけないのである。ノリはそうなのだが、とくにこういう「オタクっぽい」事項についてはかなり頼りになるサイト、それがWikipediaなのである。
で、調べてみた。すると、こう書いてあった。
- ブログ (Blog) とは、狭義にはWorld Wide Web上のウェブページのURLとともに覚え書きや論評などを加えログ(記録)しているウェブサイトの一種である。
- 「WebをLogする」という意味でWeblog(ウェブログ)と名付けられ、それが略されてBlog(ブログ)と呼ばれるようになった。
なるほど、なるほど。ブログ(BLOG)は Weblog の略であったか。log というのは英語でもともとは航海日誌という意味である。それが、覚え書きの意味になって、コンピュータ関係では広く使われている。
コンピュータで「ログ」というと、コンピュータの内部に記録される文書のことであったりする。だれかがコンピュータにログインして、何か操作をしたとする。メールを出すとかね。そうすると、コンピュータというものは賢いもので、誰がどの端末から何時何分何秒にログインして、どんな仕事をして帰って行ったかを克明に記録している。ユーザ(つまり、そこのあなたのことですな)が知らないうちに、どんな人物がどういうソフトを何回使って、何を打ち込んで、打ち込みながらタイプミスを何回したとかしなかったとか、漢字変換を間違ったとか、あくびを何回したとか、そういう恥ずかしいことまで全部せっせと記録して、コンピュータの内部のどこかに蓄えている、あれのことである。何か事件があったときは、コンピュータのログを調べるといろいろなことが分かるらしい。要するに、コンピュータさんというのは記録魔なのである。ヒトが知らないうちに、いろんなことをメモしまくっている。それがログである。
たとえば、ログインという言葉からして、その中にはログという言葉が部品として入っているではないか。パソコンなどのコンピュータを起動するとたちまち出てくるログイン画面。すべてのコンピュータはログインしないと使えない仕組みになっている。そして、ログインは正しい英語の綴りで log-in と書いてみれば一目瞭然に分かるように、ほらほら、あなたは今からログ(log=記録)を取られる状態に入っていくのですよ、覚悟はおよろしいでございますねと脅(おど)されているのである。
さて、ブログである。ブログはウェッブログが詰まってできた言葉だから、記録を取られるというよりは、こっちが記録を取る、メモを書く。要するに、にわか評論家となって、ウェッブ上のいろいろなサイトを眺め、おやおやこれは感心、感心だとか、何ということだ!全くあきれるなぁとか、そのときどきに湧き起こったいろいろな感想を、そのサイトのURL(これはサイトの住所のようなものですね)とともに書き留めていくもの、それがブログだと言えよう。
つまり、要するに、昔、誰でもやっていた「読書日記」というものを、ウェッブ(これは World Wide Webの略ですね)を大きな図書館とみなしてそこでやっていこうというのが、ブログというものを生み出した思想なのである。そして、単に個人的に認(したた)めるのではなしに、それをウェッブ上でやるということは、まあ、いわば「公開読書日記」のようなものですね。
今回は、「ブログ」とは何かを調べ、その意味がわかった。
さて、短冊にはどんなお願いごとを書こうかな。
(この項終わり)