2025年2月14日(金)から16日(日)まで、中野キャンパスにて「東京工芸大学 芸術学部卒業・大学院修了制作展2025」が開催されました。
デザイン学科は、3号館の地下1階から3階の4フロアで、グラフィックデザイン、イラストレーション、映像情報デザイン、空間プロダクトデザインの4領域の卒業制作作品を展示。学生たちが1年間かけて制作した作品が並びました。
グラフィックデザイン領域では、グラフィックデザイン&広告研究室、編集&デザイン研究室、グラフィックデザイン研究室、ポスト・グラフィックデザイン研究室の作品66点を展示。学生が研究した内容をさまざまな形で表現した作品を来場者の方々に見ていただくことができました。
編集&デザイン研究室では、1階の教室のほか、2階の研究室で3名の作品を展示。
学内賞審査の結果、沖佳佑さんの作品「Ludoria Collection」がデザイン学科賞を受賞しました。現在のボードゲームの源流となる古典的ゲームの成り立ちやルールを調べ、ボードゲーム15種類、パネル22種類、年表を制作。ボードゲームはシルクスクリーンで盤面やパッケージを印刷し、素材感にもこだわって仕上げました。2年生で学んだインフォグラフィックス、3年生の前期課題を発展させ、卒業研究にふさわしい作品になったと思います。
天候にも恵まれ、卒展は無事に終了しました。学生一人一人が懸命に取り組み、卒業制作にふさわしい作品を展示してくれました。4年間の集大成となるような作品が展示できたことをうれしく思っています。