2020年3月23日に東京工芸大学の学位授与式が行われました。しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、式典は中止し、学科・専攻ごとに、教室で時間をずらしての開催です。
生命環境化学科および工業化学専攻の学位授与式は、バス停近くの1111教室で行われました。本教室は、授業や卒研発表会など、生命環境化学科がよく使用する慣れ親しんだ思い出の教室です。
学長からの祝辞では、「生涯学び続けてほしい。誠実に生きて、社会に役立つ人間になってほしい。」という力強いメッセージが伝えられました。そして、素晴らし大学である東京工芸大学の卒業生であることに誇りを持ち続けてほしいとも。また、今回WEB卒業式とした大学も多い中、工芸大がこのような形の卒業式を選んだ理由として、「最後にクラスメートが集まる場を作りたかった」という説明がありました。
アルコール消毒にマスク着用、教室の窓は開け払い、保護者の方の参列もなし。誰も経験したことのない風変わりな学位授与式でしたが、逆に、忘れることのできない学位授与式になったかもしれません。
ご卒業、ご修了、おめでとうございます!
桜もきれいに咲きました。