8/22(日)に東京工芸大学工学部のオープンキャンパスが開催されました。今年度、厚木キャンパスで実施する唯一のオープンキャンパスです。厳重な感染防止対策(※)の下、対面形式で実施しました。ご参加の皆様のご協力もあり、無事に終了することができました。
ここでは、当日の様子をご紹介します。
化学・材料コースのコース企画は、概ね予定通り実施できました。
1)学部説明 & コース説明
最初に教室で、「工学部の特色・学び」についてを説明し、引き続き、「化学・材料コースの特色・学び」などについて、説明しました。
2)模擬実験
学部説明&コース説明の後は、化学実験室に移動して、高校生の皆さんに、実際の「実験」をほんの少しだけ体験して頂きました。テーマは「導電性ポリマーの合成とエレクトロクロミズムの観察」です。
その他、実験室には教員紹介パネルや周期表パネルを展示しました。
この周期表は、化学・材料コースが制作しているものです。興味のある方には、A4サイズの下敷きにしたものを配布しておりますので、勉学にお役立てください。在学生は、お近くの化学・材料コース教員まで声をかけて下さい。学外の方は、こちら↓のフォームからお申し込みください。
3)施設見学
模擬実験の後は、10号館に移動し、施設見学です。10号館には、教員の研究室の他、学生さんが自由に使えるフリースペース(ラーニングコモンズ)、機械や電気電子コースの実習室、機器分析室などの様々な施設があります。今回は、2階の機器分析室でX線回折装置を、3階の無機材料化学研究室でラマン分光装置を見学してもらいました。X線回折装置とは、物質の構造解析に不可欠な装置です。機器分析室には大小2台のX線回折装置があるのですが、今回は、小さい方の装置で実際に塩化ナトリウムを測定してみました。ちなみに、大きい方の装置はこちらです。
4)個別相談
コース企画とは別に、終日、化学・材料コースの個別相談も受け付けました。
以上のように、駆け足ではありましたが、化学・材料コースについて体験・見学して頂きました。また、当日ご参加できなかった方のために、動画も撮影しましたので、こちらも、準備ができましたらご紹介したいと思います。
受験生の皆さんへ
今年度のオープンキャンパスはこれで終了しました。この後は、9/26(日)と10/31(日)に行われる「駅前入試相談会」をご利用ください。また、キャンパスを見学されたい方は、「キャンパス見学」をご利用ください。これらのイベントに関しては、本学Webページの 工学部受験生サイト をご参照ください。
(※)1.説明会会場は、1部と2部、2部と3部の間に、アルコール消毒を実施しました。
2.ワクチン未接種のスタッフ(教職員・学生)は、簡易キットではありますが、当日の朝にコロナの抗原検査を行いました。