後期の授業も補講も終わりまりました。
化学・材料コース1年生の「化学実験」では、授業最後の日、毎年恒例の「ポスター発表会」を実施しました。昨年度の様子もこちらで紹介しています。
今年度の「化学実験」は、遠隔授業で始まり、途中から「対面授業+遠隔授業のハイブリッド型」で実施してきました。よって、この「ポスター発表会」もハイブリッド型で行いました。もちろん、我々教員にとっても初めての試みです。
化学実験は2コマ連続の授業です。よって、まず1コマ目は、ポスター作成の仕上げと発表練習に使いました。例年であれば、放課後に班のメンバーが自主的に集まりポスターを作成していたのですが、コロナに翻弄されている今年度はそれができません。学生の皆さんは限られた時間の中で、工夫しながら頑張っていました。
↑ でも、間に合うのか?
↑ この班は余裕の完成
2コマ目は、いよいよ発表会です。今回はハイブリッドなので、いろいろなパターンの発表者が混在しています。
こちら↑は、一見すると通常のポスター発表の風景ですが、左下のノートパソコンに注目して下さい。実は、このパソコンのカメラとマイクで生中継中です。大学から遠く離れた自宅で、この発表を聴講している学生さんがいます。
↑こんな感じで中継します。
こちら↑は、発表者がいない?と思いきや、パソコンから声が聞えてきます。そう、発表者はパソコンの中にいます。
こちら↑は、完全遠隔で行った学生さんたちの班の発表です。この学生さんたちは、実験もポスター作成も発表もすべて遠隔で行う必要がありました。登校組の学生さんたちは、このパソコンを通じて、遠隔組の学生さんたちの発表を聴講し、質疑応答を行いました↓。
ハイブリッド型の変な発表会でしたが、皆さん、とにかくお疲れさまでした!
満足のいく発表ができた班、発表中に計算間違いを指摘されてしまった班、質問に何にも答えられなかった発表者、皆さんそれぞれにいろいろな思いがあると思います。これから先、何かを発表する機会がどんどん増えていくと思いますので、今回の発表経験を忘れないで、次回のより良い発表につなげて下さい。
ちなみに、今年度も「ポスター賞」の投票を実施しました。優秀な発表をした班に投票して頂きました。今年度の1位は、上でも紹介したこちら↓のポスター発表をした班でした。おめでとうございます! とても分かりやすくまとめ、そして、華やかでした。ポスターは見栄えも重要ですね。