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大ジードルンク・ブリッツの色彩復元模型をパルテノン多摩ミュージアムで展示しています

東京都多摩市のパルテノン多摩ミュージアムで企画展「多摩ニュータウンノ色総集編」が開催中です。展覧会の関連イベントとして2026年2月1日にドイツの住宅団地について講演します。その縁で大ジードルンク・ブリッツの色彩復元模型を展示していただけることになりました。

パルテノン多摩ミュージアムで展示中の大ジードルンク・ブリッツ模型

この模型は、2020年度の東京工芸大学色の国際科学芸術研究センター「カラボ(collab)ギャラリー」の展覧会「カラー・リサーチ・ラボ」(2020年9月25日〜2021年4月23日)で展示されたものです。ドイツでの調査と資料収集をもとに、当時の学生(堤健太郎さん)に作成してもらいました

大ジードルンク・ブリッツ色彩復元模型と解説パネル

大ジードルンク・ブリッツ(1925-27)は、建築家ブルーノ・タウトの設計した有名なジードルンク(住宅団地)で、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。今年はこのジードルンクの着工100周年の記念年でもあります。タウトは色彩のマイスターと呼ばれ、集合住宅の建物にユニークな色彩を施したことで知られています。この模型は、タウトの色彩デザインを再現した貴重な資料です。現地ドイツでもなかなか見られないような模型なので、企画展とあわせて、ぜひ足を運んでいただければと思います。

<企画展「多摩ニュータウンノ色総集編」>
会期:2025年11月12日(水)~2026年5月31日(日) 入場無料
時間:10:00~17:30
会場:パルテノン多摩 2F ミュージアム

<関連講演会>
日時:2026年2月1日(日)14時~16時
講師:海老澤模奈人(東京工芸大学教授)
参加費:1,000円  定員:70名(予約制・抽選制) 申込フォーム(受付期間は2026.1/5(月)10時~1/23(金)16時)
ドイツのジードルンクを中心に、集合住宅の色彩について話します。

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ドイツ・ベルリンのジードルンク(住宅団地)の調査(2019年4月1日)

ブルーノ・タウト設計の大ジードルンク・ブリッツ(馬蹄形ジードルンク)の色彩復元模型が完成しました(2020年1月28日)

出版『ジードルンク―住宅団地と近代建築家』(2020年8月31日)

日本建築学会著作賞を受賞しました(2022年4月28日)

2025年8月末、コロナ禍を経て6年半ぶりにベルリンの大ジードルンク・ブリッツを訪ねました。居住者協会の方と再会しました。

【卒業設計・修士設計】研究室中間講評会

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