8月28日(日)、ときおり小雨のふる曇天のなか、建築史研究室のメンバーで海老名市の登録文化財民家・嶋﨑家住宅にて、家屋内の整理を手伝いました。
嶋﨑家住宅は、2020年11月に国の登録有形文化財に登録された明治期建築の民家(農家)です。昭和初期に建てられた「離れ」には趣向を凝らした内装も残ります。
https://www.city.ebina.kanagawa.jp/koho/1007115/press/1009546/1011642/1011643.html
4年生の坂本朋紘君と吉村圭一朗君は、神奈川県の歴史的な民家の保存・活用をテーマに卒業研究に取り組んでいます。嶋﨑家住宅も調査対象のひとつです。この日は建築をじっくり見学して所有者および市の文化財担当者と意見交換した後、午後には、屋根裏に置かれていたたくさんの荷物を運び下ろす作業を手伝いました。応援で駆けつけた石川柳之介君も活躍してくれました。
あいにくの曇り空でしたが、むしろ連日の猛暑から解放され、作業には好都合でした。8月最後の日曜日に皆さんたいへんお疲れさまでした。
建築史研究室では引き続き地域の歴史的建築物との取り組みを進めていきます。