建築設計計画Ⅱ研究室・ゼミ旅行レポート①
屋島山上交流拠点施設 やしまーる(設計:SUO)
屋島の山頂でうねるようにジャンプする展望施設。コーナーをつくらない納まりによって生み出される終わりのないループ空間は、まるで乗り物に乗っているかのようなドライブ感がある。果てしなく描き込まれた施工図はポップな表記上のルールを理解すると小説のように読み込め一同釘付けになる。景色を眺める人々を眺める第三の視点が新鮮だ。
れいがん茶屋(設計:SUO)
床を起伏させ気積を調整したリノベーション。天井高を圧縮した薄暗い空間は、奥にひろがる高松港の光を取り込む眺望レンズのように機能する。海を順光で眺めると瀬戸内海に来た気分になるのは関東人だから?
四国村エントランス おやねさん(設計:川添善行)
河野家住宅(1700年代・旧所在地:愛媛県喜多郡内子町)
稲田家土蔵(1870年頃・旧所在地:愛媛県上浮穴郡久万高原町)
鍋島灯台退息所(1873年・旧所在地:香川県坂出市与島町(鍋島))
楮(こうぞ)蒸し小屋(1920年頃・旧所在地:高知県高岡郡梼原町・登録有形文化財)
楮(こうぞ)を蒸すための建物。屋根と壁は共に茅で葺いてありモノコック仕上げ。付柱のようなディテールもユニークで現代建築のようにも見える。
四国村ギャラリー 水景庭(設計:安藤忠雄)
写真©栗原美希
讃岐東照宮 屋島神社