建築設計計画Ⅱ研究室
リボンパーテーション
東京工芸大学100周年記念展 ミドラボブースの会場構成としてリボンパーテーションを設計しています。
仕切り/つなぐ:
展示空間を頭上で緩やかに仕切り、ガイドする全長35mのリボン。ミドラボの様々な活動を絵巻物のようにデザインしたグラフィックをテトロンポンジにプリントして透かし見る。
グラフィックとカーブの関係を検討:
壁の展示物を見え隠れさせ、奥に進みたくなるような曲線を探る。カーブはφ=18mmの鋼管を曲げてつくり、リボンとの接合は展示室での施工性を考慮してカードリングを採用した。
モックアップで最終調整:
グラフィックとカーブの位置関係を実際に確認する。CGでは掴み切れなかった絵や文字の見切れ方が見えてくる。普段、建築の図面で「見下げる直線」に慣れているためか、「見上げる曲線」に悪戦苦闘する。
会場構成デザイン:東京工芸大学田村裕希研究室(M2 野島太一、M1 大塚昴)
グラフィックデザイン:高城光
統括&監修:森田芳朗
東京工芸大学 創立100周年記念展「写真から100年」
2023年11月11日(土)~12月10日(日)
東京都写真美術館 地下1階展示室