現在、東京国立近代美術館にて「ガウディとサグラダ・ファミリア」展が開催されています。そこに、ガウディの立体幾何学の原理を解説する模型として、五つの模型を山村健研究室で制作しました。単双曲線面模型、双曲線面模型、双曲面ヴォールト模型、ラセン模型、コノイド曲線模型。いずれも、複雑そうな立体幾何学ひみえますが、全てに共通しているのは、「どんな曲面も全て直線に分解出来る!」ということです。これよって、ガウディは図額を学んでいない職人にも真っ直ぐ切る、掘るを伝達することで最終的にガウディが構想した、明かり取りや天窓が設計できたのです。(開場ので展示風景写真は、小野寺宗貴氏の撮影)
会場に展示された五つの模型
単双曲線面
双曲線面模型
双曲面ヴォールトラセン模型
コノイド曲線模型