4月19日に発表された日本建築学会各賞において、拙著『ジードルンク 住宅団地と近代建築家』(鹿島出版会, 2020)が日本建築学会著作賞を受賞しました。
ジードルンク=住宅団地の計画に焦点を当て、今からおよそ100年前のヴァイマール共和国時代ドイツの建築家たちの活動の再評価を試みたものです。この研究成果については、学部・大学院の授業でもときどき話していますので、興味がありましたら是非本を手にとってみてください。日本建築学会賞(論文)を受賞された隣室の陣内先生と同時受賞することができ、大変光栄に思っています。これを励みに、ひきつづき建築史の研究・敎育を進めていきます。(海老澤模奈人)
<関連URL>
日本建築学会ホームページ
https://www.aij.or.jp/2022/2022prize.html
UR都市機構ウェビナー「生き続ける住宅団地」
https://www.ur-net.go.jp/rd_portal/urbandesign/event/compe2021/webinarebisawa.html
<関連する過去の投稿>
2020年8月31日 出版『ジードルンク 住宅団地と近代建築家』
https://blog.t-kougei.ac.jp/ac/2020/08/31/1945/
2020年1月28日 ブルーノ・タウト設計の大ジードルンク・ブリッツ(馬蹄形ジードルンク)の色彩復元模型が完成しました
https://blog.t-kougei.ac.jp/ac/2020/01/28/1223/
2019年4月1日 ドイツ・ベルリンのジードルンク(住宅団地)の調査