4年生の卒業研究発表が終了し、3年生のゼミ活動が始まっています。建築史研究室では2月18日(火)に日本橋・銀座の近代建築見学会を実施しました。
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日本銀行本店中庭にて(2020年2月18日)
免震化工事が終了し、公開を再開した日本銀行本店を見学しました。改修工事中のため残念ながら内部の見学はできませんでしたが、石造の建築に囲まれた中庭をじっくり見ることができました。ここはいつ来ても日本の中で本格的な西洋の空間が体験できる場所だと感じます。快晴の青空に古典主義の建築が映えています。
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日本銀行本店(辰野金吾設計、1896年竣工)
日本銀行を起点に、日本橋から銀座まで建築を見学しながら歩きました。三井本館、三越本店、日本橋、日本橋高島屋、明治屋ビル、LIXILギャラリー、教文館ビル、和光など、東京の歴史を今に伝える建築遺産を訪ね歩きました。
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三井本館(トロブリッジ&リビングストン社、1929年竣工)
最後に田町に移動し、建築会館で開催されていた「都城市民会館展」を見学しました。建築史研究室では、今年は鈴木博之著『都市へ』を題材に近現代の都市空間について考えていきます。