今年度のリレー連載は、インタビュー形式で基礎教育の専任教員をご紹介していきます。基礎教育の教員プロフィールは
https://www.t-kougei.ac.jp/gakubu/arts/liberal/staff/
に掲載されていますが、それ以外に色々と掘り下げていきたいと思います。今月は髙木聖教授に原稿をお寄せいただきました。
Q: 研究分野について簡単にご説明ください。
A: 日本経済について「消費」の観点からアプローチしています。「所得」のうち「消費」しなかったものが「貯蓄」されますので、「金融」にも大いに関心があります。貨幣は言語・法律と並んで人間の生活にとってきわめて重要なものです。
Q: その分野での最新の(注目の)トピックは何ですか?
A: 日本銀行(にっぽんぎんこう、と読みます)の総裁が交代したことで今後の金融政策の動向に注目が集まっています。
Q: おすすめの本を教えてください。
A: 『数え方の辞典』 飯田朝子著・町田健監修 小学館 2004年発行
読み物ではありませんが何かと頼りにしています。
Q: 大学生時代に一番思い出深いことは何ですか?
A: 3年のときに大学が創立100周年を迎え、さまざまな記念行事に参加したことでしょうか。
また硬式野球部がその年の秋季リーグ戦に優勝し、神宮球場から大学まで仲間たちと記念行事の提灯行列に参加しました。沿道の方々が盛んに拍手でお迎えくださいました。皆様にとって本学100周年が思い出深いものになることを念じます。
Q: 東京工芸大学の良い所を一つ挙げてください。
A: 先生方のレベルが高いことです。「うちの教授陣は一流」というのは誤解です。「超一流」の間違いですので認識を改めていただきたいです。こうした方々の謦咳に直接ふれることができるのはきわめて貴重な経験になると思われます。とてもよい進学先を選択したことは保証します。
Q: 学生に向けて紹介したい言葉がありますか。
A:「すぐ役に立つことはすぐに役にたたなくなる」(小泉信三)
Q: 最近のおすすめはありますか。
A: 東京工芸大学女子短期大学部卒業生を中心に活動している劇団の公演が予定されております。
よろしければ以下をご参照ください。