小川真人教授が翻訳を担当した『ヘーゲル講義録研究』(オットー・ペゲラー編、法政大学出版局)が出版されました!小川先生は「美学・芸術哲学講義」の章を翻訳されています。どうぞご一読ください。
以下は、出版社による紹介文です。
「ドイツ観念論の偉大な体系的哲学者」ヘーゲルは、生前には五つの作品しか出版せず、その他の膨大な著作群の多くは弟子や聴講者たちによる講義録であった。1991年に編集された本書は、従来恣意的に校訂されてきたヘーゲル講義録著作の生成過程を見直し、その再編集を迫った論集であり、現在刊行中の全集の基礎であるとともに、今後の研究の土台をなす不可欠の資料である。
オットー・ペゲラー(ペゲラー オットー)(Otto Pöggeler) 1928–2014。ボーフム大学教授、ヘーゲル文庫所長。単著に『ハイデガーと解釈学的哲学』(法政大学出版局、2003年)、編著に『ハイデガーと実践哲学』(法政大学出版局、2001年)、『ヘーゲルの全体像』(以文社、1988年)、『ヘーゲル、ヘルダーリンとその仲間』(公論社、1985年)。