芸術学部 基礎教育

東京工芸大学女子短期大学部の卒業生にお会いしました

芸術学部基礎教育教授の髙木 聖(たかぎ さとし)です。
私は平成元年4月に当時の東京工芸大学女子短期大学部に着任し、今日に至っております。女子短大部に15年、その後芸術学部に移籍して今年が10年目になります。

今日お会いしたのは平成5年4月に東京工芸大学女子短期大学部・秘書科・国際教養コースに入学した方です。ゼミ(研究室)に所属していたわけではありませんが、卒業後ある四年制大学に編入したところ、そこで非常勤講師として経済原論(必修、通年で4単位)を担当していたのが私だったという奇縁もあり、その後も近況などをその都度お知らせいただいていました。

その方はさまざまな勤務先で総務部門、人事部門、法律事務職を経験され、研鑽の結果、社会保険労務士の資格を得られました。開業のご挨拶状を先月頂戴したことから今日お話をうかがった次第です。現在は特定社会保険労務士の受験をめざし、さらなるご努力の途上にあるそうです。

芸術学部の学生諸君には直接関係なさそうなご経歴ではありますが、ご紹介したい理由は以下の2点にあります。

1.学生時代の友人が大切
ご卒業後18年、今でも学生時代の友人との交流が続いていること。

2.自分の可能性を自分で狭めない
自分は短大卒だから、国際教養コースで留学経験(当時のカリキュラムでは必修)があるから、英語が好きだからそれを生かして……といった枠にとらわれず、その後の出会い、関心、必要性などに応じて柔軟に対応した結果、今日があること。

学生諸君がいま描いているご自分の将来像がその通りになるとは限りませんし、またその通りになることだけが幸せとも限りません。その場面、その時点でそれぞれの選択や判断が大切になりましょう。
思い通りになっていても決して過信せず、思い通りにならなくても決して失望せず、長期的な視野において常に考えること。

そして何かありましたら、いつでも教職員に在学中も卒業後も、どうぞ。

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