自宅の家電(パナソニック製)の調子が悪かったので、パナソニックのお客様相談室に電話をし、本日修理に来ていただくことになりました。
そうしたら、2年前に私が卒業研究を担当した工学部コンピュータ応用学科を卒業しパナソニックテクニカルサービスに就職をした、斎藤一平さんが点検に来たのです。
そういうこともあるのですね。いやいや、もうびっくりしましたし、こんなにうれしいこともありません。卒業した学生さんが社会人として立派に働く姿を実際に見る機会などふつうはなかなかないでしょう。
調子の悪い機械も手際よくみてくれました。応対も完璧で、機械がどのように調子が悪いのか、中の様子も見せてくれて私にも納得のいくわかりやすい説明をしてくれました。
斎藤さんは、語用論の中でも有名な「グライスの会話の協調の原理」を応用して、日本語の話しことばのおかしみや笑いの誘発を卒業研究のテーマとしました。その研究が、お客様とのコミュニケーションに役立っていることと思います。
お仕事の様子もいろいろ聞かせてくれて、最後にKougei Peopleに載せるからと写真撮影にも快く応じてくれました。
(重光 由加)