ゲーム学科

文化庁のメディア芸術連携促進事業に採択されました

詳しくは当大学のHPの「新着情報」に書かれていますが、簡単に言うとゲームを将来に向かって保存していくための新しい研究が始まります。幾つかの団体で協業し、力を併せて研究を進めていくのですが、そのうちゲーム学科が行なうのは、アーケードゲームの基板(PCB)の保存にまつわる部分です。

20150901棚卸し中

そこでまず手始めに、ゲーム学科で管理している基板の棚卸しを始めました。授業がお休みなので講義室の大きな机を使って、現状で基板を収容しているコンテナの1つを広げ、中身を並べてみたのが写真の様子です。御覧のようにアーケードゲームの基板は、家庭用のゲームソフトと異なり電子回路が剥き出しで、よほどの専門家でないと一見しただけではゲームのタイトルさえわからないものが殆どです。また、その大きさもバラバラです。そうしたデリケートで見た目の判別しにくいアーケードゲーム基板を、効率良く・わかりやすく・安全に保存・管理するための方法は、学術的には研究されていない、空白地帯なのです。

今年度の目標としては、これらアーケードゲーム基板のサイズを計測して集計し、頑丈かつ便利な保管用ケースの開発を目指しています。この研究により、アーケードゲーム基板がこれからの未来に向かって、長く保存・継承されていくための、第一歩になるよう頑張っていきたいと思います。

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