デザイン学科

イラストレーションⅡD 制作風景

2年生を対象とした授業「イラストレーションⅡD」では、
花の細密描写の制作に取り組んでいます。
イラストレーションは全体にピントを合わせたり、細部まで破綻なく描くことで、
写真では表現しにくい生物種の典型やその環境を包括的に表現できます。

そのため、非常に古い時代から博物画をはじめとする科学的な目的に活用されてきました。
現在でも、科学イラストレーションはイラストレーションの一分野として存在します。
この課題では、16世紀後半のゲオルグ・フレーゲルによる博物画を模写し、
その上で生花を描き、こうしたイラストレーションの特性や描き方を体験します。
水彩絵具によるていねいな描写と繊細な混色のテクニックの習得も目指しています。

教室では、それぞれ生花を机の上にセッティングし、
じっくりと観察するところから描写をスタートしました。
花の姿は刻々と変化します。神経を研ぎ澄まして、花のもっともその花らしい瞬間をとらえます。

NEXT 10 CHAIRS PROJECT

グラフィックデザイン領域3年生の授業風景

大学公式サイトはコチラから
KOUGEI PEOPLE 東京工芸大学 学科・コースブログ集

最近の投稿

アーカイブ

大学公式Webサイトで
工学部・芸術学部の詳細を見る