東京工芸大学は2023年に創立100周年を迎えました。100周年にふさわしい展覧会をデザイン学科福島教授、写真学科上田教授を中心に企画を提案、実施しました。
「100の笑顔展」~子どもたちの笑顔は未来に何をメッセージするのか~の中心は、東京工芸大学のデザイン学科、写真学科、映像学科の学生、約30名とカラフルモデル(障がいのあるキッズモデル)約20名です。これからの100年を担う若者達が、カラフルモデルと出会い、撮影を通じて何を感じ、何を考えたのかが未来に対するメッセージになると考えます。写真やデザイン、映像の伝える力を使い、カラフルモデルの魅力や意義を社会に伝える展覧会です。
SDGsの広がりによりダイバーシティやインクルーシブ社会に対する理解も深まっています。つまり障がいのある子どもたちが、健常な子どもたちと共に学び、共に社会で活躍してほしいという考え方です。しかし、残念ながら社会には多くの差別が根強く残っています。
本企画展を通して、このような違いを認め合い、すべての人がお互いの人権と尊厳を大切にするインクルーシブ社会を実現させる一助となることを願います。
■「100の笑顔展」概要
会期: 2023年9月9日(土)~9月29日(金)/時間: 10:00-19:00 予約不要/料金: 無料/場所: 東京工芸大学中野キャンパス6号館 地下1階ギャラリー6B01/主催: 東京工芸大学/協力: 華ひらく