化学・材料コース3年生の濵 虎徹さんが、8月に行われた危険物取扱者試験(甲種)に合格しました。今回は、濵さんに『合格体験記』を書いて頂きました。ぜひ、後輩の皆さんも、先輩の体験を参考にして、積極的に受験してください。
僕は三年生になり、授業がかなり少なくなり、暇な時間が増えたので、資格というものを取ってみようと思いました。最初は合格率30%ということで、取ることが難しいのかなと感じていましたが、いざやってみたらすごく簡単でした。資格という言葉を聞いて何か難しいものと感じるかもしれませんがこの危険物取扱者という資格の難易度はすごく簡単です。勉強の仕方としては、僕は化学・材料コースだったのでとりあえず、物理・化学の分野はほぼ何も勉強しませんでした。なぜなら、どれも高校レベルの難易度なので一回目を通すくらいで十分だと思います。法令の分野に関しては、貯蔵所、取扱所などたくさん出てきますが、どういう構造をした建物なのか自分でイメージを持つことが重要だと思いました。そして最後の性質・消火に関してはものすごく量が多いですが、共通した性質や、消火方法、比重が1より大きいか小さいかを自分でノートにまとめるなどして細かい一つ一つの物質よりもまずはおおまかに整理していくことが大事だと思いました。また、6類 2類 3類 5類 4類 1類 の順番で勉強をすることをお勧めします。この順番で物質の数が多くなっていくので、少ないものからやったほうが覚えた実感がわき、勉強に取り付きやすくなると思います。このような感じで勉強していったら、模擬試験でも何回も100点を取れました。合格に必要なのは60点なので、すぐに資格が欲しい人は一か月、安定して絶対に取りたい人は二か月を目安に勉強してみてください。皆さん自信をもってぜひ、受験してみてください。
※化学・材料コースでは学生の資格取得を支援するために、学内での受験対策講習会の開催や合格者の受験料補助等の制度を設けています。ただし、今年度はコロナ感染症拡大防止の観点から、学内での受験対策講座の開催が中止となりました。