7/18(日)に駅前オープンキャンパスを実施しました。とても天気の良い暑い日でした。
今回の目玉企画は「模擬授業」です。
化学・材料コースでは、比江島教授による「生命のパターン 自己組織化」というタイトルで30分の模擬授業が行われました。
授業の流れは以下の通りです。
1. 先生の自己紹介
2. 生命の特徴「自己組織化」
3. チューリングパターン(反応拡散方程式によるシミュレーション)
4. 自己組織化を利用した機能材料の設計
授業は、大人気漫画「はたらく細胞」から始まったかと思えば、
最終的にはにGray-ScottモデルやYoungモデルの反応拡散方程式という難解な方程式の話になっていました。
でも、難しくなかったはずです。身近な動物や魚たちを例にとり、分かりやすく説明されていました。
また、化学・材料コースの2年生の学生実験で扱っている「振動反応」の実験動画も紹介されました。
これは、反応拡散方程式に倣い、生体の代謝モデルをビーカー内で再現する実験です。
参加してくださった高校生の皆さん、如何でしたでしょうか?
比江島先生は今回の模擬授業のために、寝る間を惜しんでプログラムを書き、シミュレーションを完成させたそうです。
先生もお疲れさまでした!
高校生が模擬授業で勉強している間、保護者の皆様用の企画「入試説明」も行われていました。
「模擬授業」・「入試説明」の後は、個別相談会が行われました。各コースのこと、入試のこと諸々、個別に相談して頂きました。
参加して下さった皆様、お暑い中、ありがとうございました!
次回のオープンキャンパスは 8/22(日)です。厚木キャンパスで行います!
次回の目玉企画は「模擬実験」です。導電性ポリマー関係の実験を準備中です。乞うご期待!
その他、化学・材料コースの説明、施設見学(分析装置のデモ運転)などを用意してお待ちしております。
今回参加して下さった方も、今回参加できなかった方も、奮ってご参加ください。
次回も事前予約制になります(7/18現在、予約は開始していません)。