化学系には、大学在学中から受験できる資格がたくさんあります。よって、生命環境化学科(今年度から、化学・材料コース)では、学生の資格取得を支援しております。その1つが、毎年開催している、甲種危険物取扱者の受験準備講習会です。本講座は大学後援会からの援助により実施しています。参加費は無料です。
危険物取扱者とは、消防法で定められた危険物の取扱作業に際して必要になる国家資格です。化学実験で扱う薬品の多くも、危険物に相当します。
危険物取扱者には、甲種、乙種、丙種の三種類ありますが、甲種はすべての危険物を取扱うことができます。乙種は1類~6類に分かれていて、4類はガソリン・灯油・軽油などを取扱えますので、ガソリンスタンドでアルバイトをするとき等に必要になります(通称、「オツヨン」)。乙種と丙種は誰でも受験することが可能で、乙種の4種類以上取得や2年以上の実務経験を経ると、甲種の受験資格が与えられます。しかし、大学等において化学に関する科目を15単位以上修得した者は、いきなり甲種を受験することが可能になります。詳しくは、消防試験研究センターのホームページをご覧ください。
そして、今年度の「甲種危険物取扱者 無料受験準備講習会」の開催も決定しました。7月に行います。詳しくは、配布されたチラシをご覧ください。
ちなみに、甲種合格の最年少記録は、小学2年生だとか。。。大学生の皆さん、頑張ってください! (私は社会人になってから取得しましたが。。。)