2019年度前期の建築意匠研究室では、「読書ゼミ」と「卒研・修論ゼミ」を行なっています。
読書ゼミの課題図書は、コーリン・ロウ著の「マニエリスムと近代建築」。まずは、パラディオとコルビュジェの比較による作品分析が行なわれ、その類似性・相違性が指摘されている「理想的ヴィラの数学」の章から読み進めています。
卒研・修論ゼミでは、各自が卒業論文や卒業設計を通して、取り組みたいテーマについて話し合っています。エコロジカルな暮らしや社会的弱者の居場所に関する内容に関心のある人もいれば、作家論や形態論に関心のある人、路地空間やコミュニティに関心のある人、パブリックアートに関心のある人など非常に多様です。これから、調査を進めてもらい、面白い研究へと進んでいくことを期待しています。
関連サイト:建築意匠研究室(市原出)ホームページ http://www.i-chi.arch.t-kougei.ac.jp