建築学科八尾研究室ではモンゴル国ウランバートル市の都市・住宅問題に焦点を当て継続して実態調査を行なっています。今年も8月26日より9月4日にかけ、ゲル地区の調査を行いました。ゲル地区では住民の7割以上の方々が自力で定住用の住まいを建設し、生活状況に合わせて適宜遊牧用のゲルも用いながら生活しています。これまでゲル地区の住まいやその中での住民の生活実態について明らかにする調査はあまり行われてきませんでした。八尾研究室では住居の実測調査と住居内での住まい方についての調査を重ね、次代のモンゴルの定住文化についての思考を重ねています。
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