新型コロナウィルスの影響で、例年行っていた海外ゼミにも行けず、ゼミ活動を充実したものとすべく試行錯誤の日々が続いています。昨年はオンライン主体で行っていましたが、その中で日常の「おしゃべり」的な雑談がいかに大切であるかを痛感しました。そこで今年のゼミでは基本広い製図室で三密に気をつけながら対面でのゼミを行なっています。また、「おしゃべり」を活発にすべく、4年生の意見も聞きながら、ほとんどのゼミをグループ分けによるワークショップ形式とし、学生の意見交換とその場でのアウトプットワークを重視した形で行うようにしています。また、月に1回は街に出る「街ゼミ」とし、展覧会や建築を観に行くようにしています。会食もできませんが、やっぱり仲間と行動しぺちゃくちゃしゃべるって、いいですね!
先日は試みとして田村研究室との合同ゼミも行いました。試行錯誤は続きますが、こうした工夫をするのも楽しく、学生のみなさんもいい顔しています。
写真は田村研究室との合同ゼミ、国立近代美術館「隈研吾展」、ギャラリー間「アンサンブル・スタジオ展」へ行った時の様子。(八尾)