ご報告遅くなりましたが、建築設計計画 I 研究室(八尾廣研究室)の3年生13名が厚木市行政経営課の皆さんと、2月15日に厚木市庁舎跡地活用のためのワークショップを行いました。八尾教授が厚木市本庁舎敷地跡地等活用検討委員会に委員として加わっているご縁で、行政経営課より依頼され、行なったものです。八尾研では事前に本庁舎周辺の街をリサーチし、「本厚木駅周辺歩いて楽しいまちづくり推進計画~vision2040~」をあらかじめよく読んで、本庁舎敷地と周辺の街が将来どのような環境を持つべきかについて考えた上で、このワークショップに臨みました。
当日は行政経営課の方からの事業概要に関するご説明の後、3つのグループに分かれ、市職員の方々も交えながら意見交換を行いました。
・Aグループ
磯崎 蓮 (M1)
鶴岡 元和 (B3)
西野 伶 (B3)
平島 直剛 (B3)
・Bグループ
相原 和樹 (B4)
大出 大智 (B3)
藤田 清也 (B3)
鈴木 颯之介 (B3)
・Cグループ
楊 蕊斉 (M1)
瀬戸 紫音 (B3)
髙橋 光平 (B3)
齋藤 一輝 (B3)
大﨑 礁 (B3)
都市模型(昨年度のワークショップで用いたもの)を見ながら、地図上にさまざまな気づきやアイデアを書き込み、グループごとに方向性を見出してゆきます。
最後に、グループごとに、意見を書き込んだ都市地図を掲示し、グループで集約した意見を発表し共有しました。
学生ならではの、歩行者目線からの新しいアイデアや意見が多く聞かれ、市役所本庁舎敷地についての多様な意味での「つながり」というキーワードが再認識されるなど、充実した意見交換会となりました。
このワークショップについては、市役所のホームページや日刊 建設工業新聞(2024年3月1日発行)にて紹介されました。
https://www.city.atsugi.kanagawa.jp/soshiki/gyoseikeieika/11/atotiriyou/40729.html
また、ここで提示された意見については「厚木市本庁舎敷地跡地等利用検討委員会」でも紹介され、本庁舎敷地跡地の今後のヴィジョンについての共通認識にも役立てることができました。委員会ではこうした経緯も踏まえ、「本庁舎敷地跡地等活用に関する提言書」をまとめ、令和6年4月12日に厚木市へ提出しました。
https://www.city.atsugi.kanagawa.jp/shiseijoho/shisaku_keikaku/3/3/41687.html