韓国ソウル市で開かれたニュータウン・団地再生に関する日韓国際セミナーに参加し、まちにわ ひばりが丘(旧ひばりが丘団地におけるエリアマネジメント)とミドラボ(神奈川県住宅供給公社と本学による厚木市緑ヶ丘エリアの活性化)の取り組みを紹介しました。
近年空き家が社会問題化するなど、住宅の新規供給よりも維持・再生がメインテーマとなっている日本と異なり、韓国では新築中心の住宅政策がいまも続いています。住宅のタイプ、流通のしくみ、都市の成り立ち、住まいや暮らしに対するひとびとの考え方、それらの歴史的背景など、お隣同士の国ですが、日本と韓国のハウジングにはさまざまな違いがあります。そうした違いを認識しつつ、お互いの国が抱えている課題と可能性を議論する有意義な一日となりました。
(建築コース 森田芳朗)
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