マンガ学科非常勤講師で「原作論」他の授業を担当してくださっていたマンガ原作者 故・鍋島雅治先生の遺稿が電子書籍として出版されました。
テーマは名作『ローマの休日』で、表紙をマンガ学科教授よしまさこ先生が担当しました。
MANZEMI名作映画解題講座『ローマの休日』編 春由舎、鍋島 雅治 (著)、喜多野 土竜 (著)(https://amzn.to/3c0bCCn)
<公式解説より>
解題とは書物や小説、あるいは演劇や映画などの諸作品の、内容や成立事情や他に及ぼした影響などについて解説することです。本書ではオードリー・ヘップバーン主演の不朽の名作映画『ローマの休日』について、解説しました。
解説役は、『築地魚河岸三代目』やテレビドラマ化された『東京地検特捜部長・鬼島平八郎』や『火災調査官 紅蓮次郎・炎のプロファイル』などで知られる漫画原作者の鍋島雅治先生。映画評論家とは異なる、原作者ならではの作り手の視点で紐解きます。
鍋島先生は2019年の暮れに急逝されましたが、同年にNPO法人LEGIKA(旧称NEWVERY)内の特別講座として、漫画家や原作者を目指す人達のために企画・開催されたのが、「『ローマの休日』から紐解くストーリー論」でした。<一部抜粋>
マンガ学科での授業も大人気だった漫画原作者でいらした鍋島雅治先生が生き生きと映画を紐解いてくださっています!
なおこの本は電子書籍以外にオンデマンド書籍としても販売されています。
よしまさこ先生のオードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペックがベスパで二人乗りしているイラストが目印です。どうぞご覧ください。