芸術学部 基礎教育

海外研修 (1)

海外研修レポート(1)2月21日(金)~22日(土)

2月21日(金)、学生15人と教員2人が参加する芸術学部短期海外研修(オーストラリア アート&英語研修)がスタートしました。これから14泊16日の旅がはじまります。オーストラリア第3の都市ブリスベンまでは、およそ9時間のフライトです。21日の20時に成田空港から飛行機に乗り、22日(土)の朝、現地時間6時にブリスベン空港にたどり着きます。

待ち合わせていたバスドライバーが遅れてくるハプニングはありましたが、学生たちは無事にブリスベンのサウスバンクに向かいました。サウスバンクはブリスベンの中心地で、ギャラリーなど多くの美術館や博物館、劇場など文化施設、遊園地や人工ビーチなど娯楽施設のある観光エリアです。学生はここで研修の担当者であるJuliと合流しました。彼女とは東京工芸大学で催した最終ガイダンスのオンラインミーティング以来です。見学するギャラリーが開くまで、お土産屋さんをひやかし、ブリスベンブリッジを渡って記念撮影をし、ビーチを眺めてオーストラリアの夏を楽しみます。本日はこのサウスバンクで2つのギャラリーを見学した後、クイーンズランドの動物園(ローンパイン・コアラ・サンクチュアリ)にも行きます。初日から盛りだくさんで、飛行機で一睡もできなかった学生さんたちは疲れも見えますが、各々少しずつオーストラリアに来たことを実感しつつあるようでした。

クイーンズランド・アート・ギャラリーとギャラリー・オブ・モダン・アート(両方合わせてQA GOMA)は、ブリスベンの代表的なアートギャラリーです。学生はここでそれぞれ50分ほど、作品見学を楽しみました。メインはオーストラリアのモダンアートですが、作品からはオーストラリアが海外から影響を受けたであろう歴史的背景も垣間見ることができます。ちょうど3年に一度開催されるアジア太平洋の作品展示がされており、普段は見られない作品も見学することができてラッキーでした。また、館内にはクロッキー帳とえんぴつがたくさん置いてあり、飾ってある絵画をデッサンすることができます。東京工芸大学の学生も挑戦していました。

その後、30分ほどバスに揺られ、本日のもう一つのメインイベントであるクイーンズランドの動物園(ローンパイン・コアラ・サンクチュアリ)に着きました。学生はコアラに囲まれたカフェで用意してもらったサンドイッチを食べ、その後2時間ほど自由に動物園を見て回りました。コアラにカンガルー、カモノハシ、クロコダイルなど、オーストラリアの動物がたくさんです。残念ながらカンガルーのほとんどがすでにたくさんの餌をもらって満腹でしたが、代わりにエミューが餌を食べてくれました。

動物園から約1時間半のバスの旅を経て、ついにトゥーンバにある研修先の南クイーンズランド大学(UniSQ)に到着しました。大学の駐車場にはすでにホストファミリーたちが待っていて、手を振って我々を迎えてくれました。バスで寝ていた学生も緊張している学生も、お互い別れを惜しむまもなくホストファミリーたちとさっそく顔合わせをし、準備ができしだい車に乗ってホームステイ先に向かっていきました。ホストファミリーと過ごす最初の夜です。どうぞ楽しい週末を!


引率担当の一人である石井麻璃絵先生からのレポートでした。これから研修のさまざまな事柄についてレポートしていただく予定です。

お楽しみに!

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海外研修 (2)

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