芸術学部 基礎教育

海外研修 (3)

海外研修レポート(3)2月26~27日

2月26日(水)、今朝は地元のコミュニティーガーデンでボランティア活動をしてきました。ここはマンションなど自宅に庭がない人々が野菜や植物を育てられる場所で、土いじりが大好きな人たちが集まっています。学生たちはグローブを借りて、やり方を教えてもらいながら雑草を抜いたり、土を運んだり、菜園作りのお手伝いしました。雑草は時に大きなシャベルや桑を使わなければいけないくらい根が深いため、抜くのはとても大変でした。ガーデンの中でも特に美しい赤色を誇る植物はローゼル(roselle)と言って、ジャムや紅茶の材料になるそうです。汗を流したところで、学生たちはガーデンを管理する人々と和やかなティータイムを楽しみました。大学での勉強だけでなく、地元の人たちと交流し、地域にボランティア活動で貢献できたことはとても貴重な経験になりました。

UniSQでは本日、新入生向けのエクスポが催されており、普段とまた少し違う雰囲気のキャンパスを楽しむことができました。クラブ活動や大学施設を紹介するブースだけでなく、兵役のリクルートやエナジードリンク社によるゲームの開催など、日本ではなかなか見られない光景に学生は新鮮な驚きを感じていました。

午後の英語の授業(ESL)は、明日のプレゼンテーションの準備に費やされました。Natが一人ずつ簡単な面接をして、発音や全体の流れを確認してくれます。学生は日本で作ってきたパワーポイントのスライドがうまく起動するか確認したり、お互いに助け合いながら最後の用意をしていました。明日は緊張の一日になりますが、学生さんたちはどうぞ頑張ってください。

2月27日(木)、東京工芸大学の学生がプレゼンテーションを披露する日がきました。この日のために彼らは日本で原稿を作成し、パワーポイントを用意し、発表の練習をしてきました。発表ではそれぞれ自身の作品を写真や動画をまじえて紹介しながら、制作意欲や制作過程について説明します。残念ながら今年は直前にスケジュールに変更があり、また、平日ということでUniSQの学生さんやホストファミリーが聴講にくるのは難しかったようです。それでも一人の学生のホストファミリー2人が来てくれました。また、学生たちはお互いがとてもよい聴衆になって質問をしあっていました。トップバッターの学生さんが元気に堂々と発表してくれたのもよい刺激になり、その後もみんなジェスチャーやアイコンタクトを取り入れて、興味のあること、東京工芸大学で今学んでいること、これから学んでいきたいことを発表しました。研修中に学生はもう一度発表をする機会があります。今回の経験が更に彼らの成長をうながすでしょう。

リレー連載・今月の一枚10

海外研修 (4)

大学公式サイトはコチラから
KOUGEI PEOPLE 東京工芸大学 学科・コースブログ集

最近の投稿

アーカイブ

大学公式Webサイトで
工学部・芸術学部の詳細を見る

PAGE TOP