インタラクティブメディア学科

チームラボ飛永由夏氏の特別講義レビュー

チームラボの飛永由夏先生による特別講義が7/1(水)に中野キャンパスにて行われました。
飛永先生は、チームラボのコンピュータビジョン部門の唯一女性のエンジニアです。若手、研究者・エンジニアとして、活躍しておられます。去年まで、IM学科2年次開講の専門科目である生命情報アート論のTAをしておられたので、Visual C#やopenFrameworksを教わった学生も多いはずです。
講義では、飛永先生の修士論文のテーマであるほうれい線(医学用語では鼻唇溝「びしんこう」と呼ばれています)から、見た目年齢を判定する手法の説明や、画像処理を使ったインタラクティブアートの応用例などが説明されました。右写真は、OpenCVとFace Trackerを使い、モナリザの顔を体験者の顔に合成するプログラムを実演しているところです。
また、チームラボの会社の話も、たくさん聞くことができました。仕事内容、部署、社員の構成などが話されましたが、エンジニア、クリエイティブ、カタリストがほどよい比率であり、アートとテクノロジーを融合した会社であることがよくわかりました。このうち「カタリスト」という職種ですが、元々は「触媒」という意味で、化学反応を促進する働きのある物質のことですが、チームラボでは、クリエイティブとエンジニアをスムーズに融合する触媒のような働きをする部署のようです。アートとテクノロジーの両輪で仕事をするために大切なことです。また、新卒採用の話もなされましたが、他の人にまねのできない自分だけのアピールできる点を持つことの大切さであるとのことでした。
チームラボは、インタラクティブメディアに最も近い注目の会社のうちの1つ会社なのでとても参考になったと思います。

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