工学部 基礎教育研究センター

ASIATEFL(2)

ASIATEFLでソウルにいる。10年ほど前まで東京工芸大学で教えていらしたAlastair Graham-Marr先生ともばったりお目にかかった。Graham-Marr先生は学会会場ではないところに宿泊されているのだが、昨日は、ソウルの町はところどころ洪水で水浸していたため、タクシーで来られるところまで来て、タクシーを降りてから膝下まで水につかりながら学会会場に向かったそうです。ところが、会場の前に川からあふれ出た水が湖のようにひろがりっており、やむなく引き返したとのこと。そういうわけで二日目から学会出席。

Graham-Marr先生(東京理科大)、重光、村田先生(名城大)、岩田先生(東海大)

そして今日は私たちのワークショップの日。名城大学の村田泰美先生、東海大学の岩田祐子先生と3人でTeaching Intercultural Communication Skills: To Keep a conversation interactiveというタイトルでワークショップを行い、その中で東京工芸大学の英語セミナーIIA・IIBの授業と授業で行ったTASKを紹介した。

英語を話すということは、文法的に正しい文で話すことだけではなく、英語のスタイルにあわせて話さなければならないことを先行研究に基づいて村田先生が説明。次に、その知見に基づいた練習問題を重光が紹介。最後に岩田先生が「自己開示(自分のことをどのくらい話すか)」について実際の英語の会話を分析した結果を考察。途中、会場にいらしている方同士で自由会話をしていただき気づいた点を次々あげてもらって白熱した議論に。

ところで私が紹介したのはたとえば次のような問題

1 次の会話のKeikoさんは英語では不適切となります。正しい英語のスタイルにふさわしくなるように直してみましょう。

Chris: Hi, wow! I like your scarf! It goes well with your blouse.

Keiko: Oh, no. Not at all. It was very cheap. I bought it at the super market summer sale.

2 次の会話のTakuyaくんは不適切な応答をしています。英語のスタイルにふさわしくなるように直してみましょう。

John: I had to travel from New York to Nagoya, but not on a direct flight.

Takuya:  Yes.

John: It was really a long trip, though-36 hours! I went to Toronto first and changed planes there. Then I flew to Vancouver.

Takuya: Yes.

John: I spent one night in Vancouver. I flew to Narita the next day.

Takuya: Yes.

John: Unfortunately I couldn’t catch a plane to Nagoya, so I got on a bus to Tokyo Station and came to Nagoya on a bullet train! It was such a hard trip!

Takuya: Yes, Yes.

英語セミナー履修者のみなさんには簡単ですね。こたえは後日。

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