デザイン学科

たたんで、ひらいて…… 1年生・デザイン基礎B 授業風景

1年生は今、「デザイン基礎B」の授業課題で
ポップアップカードを作っています。

この授業は1年生の全員が受ける授業で、
今後の作品制作に必要な観察力や、素材を適切に扱う力を育てます。

紙は平面ですが、折り目や切り込みを使って組み立てることで立体になります。
立体的なしかけ絵本や、ポップアップのグリーティングカードは、
たたまれた状態(2次元)から開いた状態(3次元)を行き来する時間軸や、
たたむ・ひらく動力を生かして人を驚かせる動きを盛り込んだ表現手法です。

代表的な作家として、
Robert Sabuda(ロバート・サブダ)
David A. Carter(デビッド・A・カーター) などがいます。

でも、たたみ、ひらくことのできるデザインを考えることは簡単ではありません。
3次元の構造を考えることだけではなく、
平面から立体へと変化する途中の動きや、素材の特性なども考える必要があります。
この課題を通して、学生たちは、
立体的な思考や、動きのデザイン、作品を美しく仕上げるための道具の使い方などを学びます。

今日は授業の後半に講評を控え、みなさんはラストスパートをかけて作業に取り組んでいます。
慌てず急いで、がんばってください!

編集&デザイン研究室の授業風景

空間デザイン概論:授業の様子

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