「9坪の空間」の課題制作が始まりました。
この課題は、空間やプロダクトのデザインの基本となる学びのひとつとして、20年近く続けられています。
4領域を広く学んだ1年次から進んだ2年次の、空間プロダクトデザイン領域(研究室)の専門を深く学んでいく導入と位置付けています。
それは、定型化された建物内外の「人とモノと空間の関係」をデザインで考えること。
言い換えれば「暮らし方」などを考えることです。
課題解説の後はみんなで、3号館の中庭を実測などし、9坪の空間ボリュームを確かめました。
最小限な空間であるからこそ、どうあるべきか、何が必要なのかなどを自問自答する。
空間やプロダクトで「デザインする」意味や価値などを問われもします。
グループディスカッションなどしながら、自らの考えを定め、縮尺模型で表現し、6月初旬のプレゼンテーションを目指します。