一年次の授業の一つ、基礎技法は授業内で3つのパートに分かれています。
デザインとデッサン、そして夏休み前と後の数週間で集中講義的に撮影技法のパートが入ります。
撮影技法は簡単に言うと「写真」の授業です。
アニメーションで写真?と思うかもしれませんが、
立体アニメーションなどコマ撮りのアニメーションを制作する際は
カメラを使用するので この知識については不可欠であり
また、カメラを使用しない絵を動かすアニメーションについても
映像の中の構図(レイアウト)を決める上で
写真の知識は大いに役に立ちます。
授業ではカメラの構造や露出について等 、基本的な知識を学んだ上で実際にカメラを使って
作品を撮る課題があります。
最初の課題はグループで行動しながら写真を撮り、各々それを組写真として提出するものです。
登場人物は学生自身、舞台は厚木キャンパスとその周辺で
学生の楽しみながら写真を撮っている姿が印象的でした。