アニメーション学科

アンケート調査・三善研究室

enquête前期三善ゼミでは恒例となったアンケート調査が、今年も7月8日の中野駅北口前広場で行われました。
昨年までは映像の「上手(かみて)と下手(しもて)」をテーマに調査を行ってきましたが、今年は初めて、「カットの順番を入れ替えるとどれ程印象に差を生じるか?」をテーマとした調査です。
学生は各自アンケート用の短いアニメーション映像を作り、それをiPadに入れて被験者に見て頂き、その後質問に答えて頂きます。
enquête7月7日(金)は中野キャンパス内での調査でしたので、相手は同じ大学の学生や職員さん達で、頼んで断られることは少なかったのですが、8日(土)は通りすがりの見ず知らずの人に声をかけてお願いするのですから、そう簡単にはいきません。次第に断られることを恐れ初め、手持ちぶさたに人並みを眺めているようになってしまいがちですが、そこからこそが乗り越える壁です。
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学生たちは皆少々のことにはめげずに次の人に笑顔で声をかけ、貴重なデータ収集に全力で努めてくれました。
今年も昨年に引き続き、梅雨時とは思えない炎天下。叩くと急に冷たくなる「瞬間冷却剤」は、やはり大活躍でした。首筋に当てると効果覿面で、幸い学生たちは熱中症にならずに済みました。enquête
なお、この調査は正規に中野区からの後援を頂き、また中野警察署からもきちんと道路使用許可を頂いた上で行っています。
中野駅北口は、その先の中野ブロードウェイを通り抜けると「まんだらけ」中野店がある、ある意味アニメファンのメッカでもある街です。訪れる外国人観光客も多く、確かにこのところ年々外国人の姿を見る機会が増えているように感じます。
enquête今回アンケート調査に協力して下さった方の中にも、偶々中野の街を訪れた外国人の方たちも多くいました。今回私の研究室所属の学生も非常に多国籍で、外国語が話せる留学生が多くおりましたので、相手の方の喋れる言葉に合わせて、アンケートの質問項目をその場で通訳しながらの調査も多く行われました。そうした臨機応変な対応が出来る点では、学生たちの適応力を非常に頼もしく感じた一日でもありました。
中国語しか話せない方には、中国からの留学生が中国語に通訳し、英語が話せる(スペインなどからの)観光客へは英語が話せる留学生が通訳し、といううように適応していたのには、本当に感心しました。
後で聞いてみると、日本人はシャイなのでなかなか立ち止まって答えてくれないのに対し、同じように声をかけても外国人の方が答えてくれる確率が高いのだそうで、そうなると一目見て外国人と分かる相手に声をかけた方が余程効率が良かった訳です。
とにもかくにも、7日の中野キャンパスでは275人、8日の中野駅前では179人の皆様にご協力頂きました。この場を借りて、深く御礼申し上げます。どうもありがとうございました。
なお、この調査の分析結果は、今月末に中野キャンパスで発表会を行う予定です。

同窓会長賞受賞

7月16日・17日オープンキャンパスです!

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