池上高志先生(東京大学総合文化研究科教授)の特別講義「人工生命のAIがもたらす新しいわかり方について」が、12/20(木)4、5時限目に厚木キャンパスで行われました。
本講義は電子機械学科とコンピュータ応用学科主催でしたが、機械コース所属の大海悠太准教授が運営を担当しました。
履修対象は学部3、4年生と大学院生で、講義の内容は人工生命、AI、シミュレーション、ロボット、メディアアートなど幅広い領域にまたがる講義でしたが、様々な学科、専攻から多くの学生が参加し真剣に聴講していました。
池上先生の専門分野及び活動状況は以下のとおりです。
複雑系の科学、特に人工生命の研究。コンピュータのシミュレーションや化学実験などによる構成論的なアプローチから「生命とはなにか」を問い続け、新たな生命理論の構築を目指す。著書に『動きが生命をつくる―生命と意識への構成論的アプローチ』(青土社2007)、『人間と機械のあいだ 心はどこにあるのか』(講談社,2016)『作って動かすALife―実装を通した人工生命モデル理論入門』(オライリー・ジャパン、2018)ほか。
東京大学池上研究室Webサイト
http://sacral.c.u-tokyo.ac.jp/