牟田淳教授が2020年5月に日本図学会の論文賞を受賞しましたのでコメントを書いていただきました。
論文のタイトルは「好みの長方形の縦横比に関する日本欧米比較研究」(牟田淳、図学研究第52巻1号、9-14、2018)です。
この研究はもともと工芸大での授業(現、形の科学)の授業資料を作成する中で、もっと形について知りたいという想いから始まったものです。本研究の成果の一部をまずは東京工芸大学での紀要に2010年に発表しました。その後科研費(基盤研究C)に採択され、科研費を用いてさらに多方面から研究を進めて2018年に論文としてまとめました。
今回の論文賞はその2018年の論文が評価されたものです。工芸大の授業がきっかけとなって始めた研究を発展させた結果、論文賞を頂けた事は、大変ありがたい事と思います。
どうもありがとうございます。
論文賞のホームページ(2020年9月現在) https://www.graphicscience.jp/award2/list.html