去る7月28日に「夏休み親子でわくわくKOUGEIランド」が開催されました。基礎教育では昨年に引き続き田中康二郎教授を講師に「自分の手が彫刻に!」というイベントを実施し、小学校3年生から6年生までの10人が参加してくれました。
まずは、手のポーズを考え、ボール紙で型枠を作ります。
型取りの材料を水とあわせ、それを型枠に流し込みます。
その型取り剤の中に手を入れて、考えていたポーズを取り、固まるまで5分間動かずに我慢します。その後、手を少しずつ動かしながら抜き出すと、雌型の出来上がりです。
次はいよいよ石膏を水に溶いて流し込みます。かなり力のいる作業ですが、皆さんがんばって挑戦していました。
石膏が固まったら、カッターナイフを使った雌型から石膏の手を取り出してゆきます。どこに自分の手をかたどった作品が埋まっているか考えながらそうっと少しずつ切り崩しました
そして完成!!指が割れてしまった人もいましたが、田中先生が貼り付けてくれて、指紋もきれいに出た自分の手の石膏像ができあがりました。