牟田淳准教授撮影の銀河鉄道の夜の舞台写真(エアーズロックで撮影)が山梨県立文学館の宮沢賢治アウトリーチ教材として貸し出し中です(2016年現在)。
宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」には白鳥座、わし座、さそり座、南十字星など天の川沿いの星座が登場します。銀河鉄道の旅は白鳥座から始まり、わし座、さそり座などの天の川沿いの星座を旅します。そして南十字星付近で銀河鉄道の旅は終わりを迎えるのです。
これら銀河鉄道の夜の舞台の星座は、夏休みのオーストラリアなどの南半球の国で一望出来ます。今回、牟田淳准教授がオーストラリアのエアーズロックで撮影した銀河鉄道の夜の舞台の星座写真が山梨県立文学館で宮沢賢治アウトリーチ教材になりました。
銀河鉄道の夜と星座の詳細は工芸大の授業「アートと物理」の教科書「宇宙と物理をめぐる十二の授業」(牟田淳著、オーム社)で詳しく説明しています。
夏休みは星空と文学に親しむ絶好の機会です。晴れた夜は星空を眺めてみましょう。